イギリス留学 ワーキングホリデー体験談(アーカイブ)

バックナンバーへもどる

ヘッジホッグ、汗と涙のワーホリ物語
「3月26日」
====================================================================

電話が家に鳴り響いていた頃、僕は相変わらずの事ながら仕事のため外に出ていた。家にいた一番上の兄がその電話をとってくれた。

その電話は、念願のイギリス大使館からで、その内容は「いつ、ワーキングホリデイのために面接に来られるか」というものだった。そして兄は、事前に残しておいた僕のメッセージをイギリス大使館の方に伝えてくれた。「3月26日は可能でしょうか?」大使館からの返答は「朝、早くなりますが、それでよろしければ午前9時までに来て下さい。」「はい、大丈夫です。」

僕は時間までは考えていなかったので兄が独壇場で返事をしたのだが、これがのちのち大変な事になるとはこの時は全くわからなかった。いや、予想はできたのだが。東京の大使館へは新幹線なり夜行でいかないと行けられない。僕の出身は「うみゃぁがやぁ」で有名な名古屋近辺だからだ。

ところで名古屋といえば、こちらに来て初めて気付いたのだが東海三県外の日本人の中でひどく偏見をもたれているようだ。「名古屋人は、ケチだ」とか、「結婚式は、ゴージャスだ」とか、「名古屋人はみんな語尾に、がやぁ、がやぁ、を付ける」とかなどなど。「名古屋は知ってるけど何県だった?名古屋県かな?」とも言われた事がある。あと「暴走族で有名だよね」というのもあった。それはウソではないのだが。いやいや、もっと良い面をみてほしい。例えば、食べ物。きしめん、ういろう、なごやん、きしめんパイ、そして僕が愛する手羽先(ほんとにウマ!)。

他にだって、トンカツにおみそをかけた味噌カツ、味噌煮込みうどん、おでんでさえ味噌をつける。冷やし中華にからしとマヨネーズをつけて食べる。(コンビニでマヨネーズが付いて店頭に出ている)また、方言だってユニークだと僕は主張したい。ちまたでは、関東弁、関西弁が主流だが、名古屋弁だって負けていない。「やっとかめ」とか、「わやになる」とか、まだ細かくいえば他にもいろいろあるが、ちなみにこの二つの言葉を訳すと最初の方が「久しぶり」で、もうひとつが「駄目になる、無駄になる」となる。例外として、僕の地元では「黒煮える」という言い回しがある。これは名古屋人でさえ見当のつかない言葉だが、意味は「青あざができる」である。方言とは面白いものだ。

話を戻すが、希望していた日にちの3月26日に面接が適ったのは僕的にうれしかった。この日は、一年で一番意味のある日だからだ。それは誕生日である。

イギリス留学 ロンドン語学学校

Twin Towers English College

53-55Ballards Lane, Finchley, London N3 1XP
Tel 020-8343-3567 メール問合せフォーム
英語版のWEBSITE

2013年以降YMSのページをアップデートすることを断念しましたが、もちろん今でもYMSで来られたみなさんのための最初の英語研修の場所、そして、友人をつくるための場所として Twin Towersはしっかりとサポートしています。イギリス留学の際には是非、当校をご利用ください。